アニメ「銀河英雄伝説」その1
第15号「銀河英雄伝説」

また古いところを引っ張り出してきたものだ。そんな声が聞こえてきそうですが、そう思わず少しお付き合いしてください(*^o^*)
1988年、「わが征くは星の大海」として劇場公開されたのがアニメ版の始まりとなる。
この映画、OVA版のパイロット版として制作された。観たがクオリティーとしては素晴らしいものがあり、原作者田中芳樹氏の「歴史物の想像」をまさに体現している。
構成は重厚でベン・ハーのような徐時期的映画を観ている感覚になる。
1998年の末、ついに伝説は幕を開ける。OVA版の第一期がスタートしたのである。通販としてVHSが定期購読のように発売されたら契約者に配達されるシステムになっていたそうだ。
わたしが初めてこの作品を知ったのは、まだレンタルビデオが棚に並んでいた時代、棚の1コーナーを占領していたのを覚えている。
ストーリーの構成もまた多少複雑である。物語は銀河を二分する銀河帝国と自由惑星同盟の、英雄を中心に描かれる。
第1話は双方の中心人物、ライハルト・ローエングラムとヤン・ウェンリーの紹介といったところだろう。
銀河を支配する野望を持つ金髪の青年ラインハルト。
片や歴史家になる予定が金がなくて仕方なく軍人になりながら、戦に対する天賦の才を持ってしまったヤン。
2人の物語が各話交互に織りなしていく。
重厚感はとにかく凄まじい。
「銀河英雄伝説」ついては少し連続して書かせていただきますので、また明日書かせていただきます。
http://www.ginei.jp/
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