忍者ブログ

anime

自分が見たアニメについて少し感想を述べています。 おすすめしていますので、良かったら覗いていってください(*^o^*)

アニメ「銀河英雄伝説」その2

第16号「銀河英雄伝説」その2


宇宙船での陣形合戦。

原作者の田中芳樹氏は、宇宙船による合戦形式で物語の戦闘を展開していく。アニメ版ももちろんそれを踏襲している。

OVA版、パイロット版とも言える劇場版で描かれる「アスターテ会戦」は、物語上2人の主人公が最初に戦場で交わる瞬間である。

戦闘当初、ラインハルト・ローエングラム率いる帝国軍艦隊は、自由惑星同盟軍を翻弄し、勝利は絶対的な物と誰もが確信する。観ている者もこの戦況の逆転はない、と思えるほどだ。

だがしかし、敵の司令官が戦死した事で、指揮をとりざるおえなくなったヤン・ウェンリーは、乱れた陣形を立て直し、戦況をまさかの互角へと押し上げてしまう。最終的には、陣形がドーナツ型。蛇が違いの尻尾を加えたような、ラインハルトから言わせると無様な形となり、双方とも決着がつかないまま、両陣営とも引いていく。

この最初の会戦が物語のすべてを語っているといってもよい。

常に優勢を維持し、圧倒的な戦力で戦を始めるラインハルト。

対するヤンは常に劣勢と人材不足に立たされ、戦場へと赴いていく。

両者の戦力差は雲泥でありながらも、常にヤンが戦況を起死回生で乗り切ってしまう。

ヤンは魔術師の異名を誇り、自らの願いとは裏腹に、銀河に名を刻む英雄となっていく。

対するラインハルトは野心、野望を手にしながらも、最後の最後までヤンに苦しめられることとなるのだ。

また明日、さらに詳しく2人の運命について語りたちと思う。

http://www.ginei.jp/

PR