アニメ「あの日見た花の名前を僕はまだ知らない」
第38号「あの日見た花の名前を僕はまだ知らない」
名前だけは知っていたし、ブームになっていたことも知っていた。だが、見たことはなかった。
今回初めて、テレビで再放送しているのを見たのだが、どうしたものか、これまでにアニメでは感じたことのない感情が沸いている。
あの花。仲間の中で死んでしまった少女の幽霊と一緒に暮らす主人公。成仏させるために、昔の仲間が集まって、彼女のためにがんばるお話。
書いてしまえば簡単に見えるが、見ているとそれぞれの悩み、苦労、昔できていたことが、大人になるとできない。
「子供の頃は高校生になれば何でもできると思ってたけど、あの頃のほうが何でもできてたな」
このセリフが私の胸には突き刺さった。
大人になってある程度の自由を手に入れたつもりでいるのに、気付は子供の時の方が自由だった気がする。
きっと私のように胸に突き刺さる何かがこのアニメには必ずある。大人こそみて、そして涙してほしい。
エンディングの曲も懐かしく、そして切なかった。このアニメにぴったりでアル。
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